2025.8.07
2015年7月3日に、スコットランド・エディンバラ大学のFloWave海洋エネルギー研究施設でQualisysワークショップおよびテスト測定が実施されました。FloWave研究施設は、直径25mの波や流れを自在に作り出すことができる試験水槽と、深さ2mの作業用水槽で構成されています。Qualisys光学モーショントラッキングのテスト測定では、水上と水中の両方を測定する流体力学研究所向けに特別に設計されたプロジェクトを用いました。水上にOqus7+を8台、水中にOqus5+UWを4台それぞれ設置しています。
Qualisysのツイン機能により、1台のPC上にあるQTMで、別のPCに接続されたカメラシステムを制御することができます。当機能を用いることで、2つのシステムからデータを収録し、同一のQTMファイルで処理可能になります。当施設のように、水中と水上にそれぞれモーションキャプチャシステムが設置されている場合に有用です。今回のテスト測定では、2基の風力タービンを備えた浮体式洋上風力タービンの試験を行いました。タワーの加速度や剛体（6DOF）の変化を監視し、懸垂係留ライン上の目標モデルを使用してボディと係留の応答を調査しました。
FloWave海洋エネルギー研究施設
