Qualisys × Engineering|アーカイブティップス株式会社
casestudy

アメリカ・ミシガン大学「M-Air」

ドローン/屋外/Robotics&UAV

2025.8.07

M-Air

M-Airは、4階建て・10,000平方フィートの広さを誇る、最先端の研究施設です。雨・霙・風・雪など、0℉(-18℃)を下回る極寒から高湿度な夏まで、ミシガン州のあらゆる天候条件に対応しており、自律性または協調型ロボットの研究を可能とする独自の設備を整えています。

当敷地内には34台のOrqus7+カメラが設置されており、あらゆる環境下での屋外計測を可能とします。全天候型の高解像度モーションキャプチャシステムにより、プロトタイプのハードウェアやアルゴリズムを実際の屋外環境/飛行環境下にて、自律飛行や車両活動を綿密にトラッキング/分析することができます。

ロボティクス博士課程のRoss Hartleyさんは、IMUや接触測定から計算・取得されたロボット上の状態推定値と、M-Airのモーションキャプチャシステムで得られた値をGround Truthとして使用・比較実験を行いました。
航空宇宙博士課程のJames Usevitchさんが解説した研究では、地上ロボット7台の他、複数のシステムが用いられました。研究室のスペースでは、複数のプラットフォームを同時に使用するには狭すぎるため、M-Airが提供する広大な屋外スペースを使用することで複雑なタスクを安全に実行することができます。
「過去にも屋内のモーションキャプチャシステムを用いて何度かテストを実施しましたが、範囲が狭すぎてロボットが自由に歩き回ることができませんでした。M-Airの広大なスペースを使用することで、モーションキャプチャシステムがカバーしているエリアから外れる心配もなく、より長いテストを実施することができました。」

ミシガン大学「M-Air」

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