簡単セッティングで持ち運びが容易なデイジーチャーン方式

デイジーチャーン接続方式 Daisy chaining
従来のモーションキャプチャーシステムは画像処理ボードを中心として各カメラを接続するスター接続方式でした。
モーションキャプチャーQualisysは画像処理ボードを各カメラ内部に搭載する事で画像処理ボードの設置がありません。 その為、接続方法も
カメラとカメラを一本のケーブルで数珠つなぎのように接続するデイジーチャーン接続方式となります。


メリット.1 低レイテンシーを実現 Low latency
従来のスター型システムではカメラから画像処理ボードまでのデータ転送速度にバラツキがありカメラ台数が多いと通信が不安定になったり、レイテンシーが多く発生したりしておりました。
Qualisysカメラは画像処理ボードを内蔵している為、各カメラが撮影と同時に画像から位置座標を算出し、数値データのみを転送します。 各カメラから出力した時点で
軽量なデータとなっている為、トップクラスの低レイテンシーを実現しました。 また、データ量が非常に軽い為
ノートPCで問題なく運用が可能で安定した計測を実現します。


メリット.2 カメラセッテング時間が大幅に短縮 Reduced setting time
隣のカメラと接続していくだけなので全く難しくありません。 ケーブルの取り回しなどを考える必要がなく 誰でも簡単にセッティングが可能です。 従来の スター型接続方式の半分以下の時間でカメラセッティングが完了します。



メリット.3 持ち運びが可能なシステム Portable system
従来のモーションキャプチャーシステムはスタジオに常設するのが常識でした。 デイジーチャーン方式でセッティングが簡単なQualisysは簡単にカメラ設置/撤収が可能です。 Qualisysは スタジオの外にシステム持ち出し、現場での計測を容易としました。




メリット.4 フレキシブルに変更可能なシステム Flexible changeable system
Qualisysモーションキャプチャーシステムはカメラ増減が簡単に行えます。 デイジーチャーン式により カメラとケーブルのみ追加すれば、簡単に増設する事が可能です。 従来のスター型の場合は画像処理ボードのスペックによりカメラ接続台数などの制約がある為、買い足しや買い直しが発生します。 また、 制御/編集/解析ソフトQualisys Track Mangerのライセンスは無制限。 ノートパソコンを複数用意すればシステムを分割し 同時に2システムとして運用する事も可能です。
